株式会社真善美

2024年7月30日



こんにちは。
ミニパソコン専門店　Skynewです。

2024年8月6日発売予定の新商品
SkynewファンレスミニPC「IN-2+」についてご紹介します。

ネットワーク管理に最適な価格を抑えた専門性の高いミニパソコンです。
有線LANポートが2つ搭載されており各種ネットワーク管理が可能です。
OSが初期搭載されていないため用途に合わせ自由にカスタマイズできます。
ファンレスかつCeleron CPU採用で消費電力を抑え
静音性に優れたヒートシンクによる排熱で24時間連続稼働を実現しました。

産業用のファンレスミニPC「IN-2+」

「IN-2+」には1000Mbpsの有線LANポートが二つ搭載されています。
ネットワーク管理に適しており
・ローカルネットワークの管理
・ルーターとしての使用
・IoTの管理
など様々な用途で利用可能です。

CPUには低消費電力・低発熱のIntel Celeron N3160を採用。
CPUの動作速度に余裕をもってネットワーク管理を行えます。
ファンレスながらもヒートシンクにより効率よく排熱が可能なため
２４時間の連続稼働を実現しています。

汎用性の高いOSであるUbuntuの24.04LTSをインストールして冷却性能を計測しました。

Ubuntuのブラウザで約1時間YouTubeを再生し続け表面温度を測定したところ
34.3℃という結果でした。

映像出力にはHDMIポートに加えVGAポートも備えており、
デュアルディスプレイが可能でデジタルサイネージにも適しています。

USB 3.1 Type-Cポートを備えているため、大容量のHDDの接続にお勧めです。
防犯カメラの管理など大量のデータストレージが必要な場合に便利です。

WiFi規格は2.4G/5Gをサポートしており
初期化時の外部データの読み書きにも役立ちます。
「IN-2+」本体を2.4G/5Gの無線ルーターとして使用することも可能です。

マザーボード

マザーボードのサイズは約10cm×14cmです。
拡張ピンには
❶11ピンのTPM 2.0ポート
❷9ピンのCOMポート（RS232規格）×4
があります。

また
❸には外部電源スイッチ制御用の8ピンヘッダー
❹には❸の各ピンの機能の印刷
があり、配線の追加時などに便利です。

メモリスロットは1つのみでメモリの増設はできませんが交換は可能です。
最大8GBのSO-DIMM DDR3に対応しています。

OS

「IN-2+」はOSが初期搭載されていません。

・Linux
・Ubuntu
・OpenWRT
など使用用途に合わせたOSを自由にインストールすることが可能です。

mSATA SSD 64GBが搭載されており各種OSのインストールには十分な容量です。
※Windows10インストールの必要ドライブサイズは約30GBとなります。

産業用PCのBIOSでの主な設定である
・通電自動再起動
・指定時間自動起動
・WOL（Wake-on-LAN）
の3つについて商品説明書にて設定方法を記載しております。

まとめ

サイズが非常に小さく、手のひら程度の大きさで厚さは約3.3cmしかありません。
ファンレスで静音ながら効率的な冷却効果を持つヒートシンクを搭載しています。
ファンレスと低消費電力CPUにより電力消費を抑え24時間連即稼働を実現しています。
2つの有線LANポートと2つの映像出力ポートにより
様々な用途で利用可能です。
マザーボード上の各種拡張ピンは産業用PCとしての高い拡張性を持っています。

↓詳細な仕様はこちら↓

OS

なし

CPU

Intel Celeron N3160

メモリ

SO-DIMM DDR3 4GB（増設不可、交換可、最大8GB）

ストレージ

64GB SSD mSATA(mSATA スロット ×1)

有線LAN

Realtek RTL8111F ×２

Wi-Fi

802.11 a/b/g/n/ac

Bluetooth

Bluetooth 4.2

映像出力

HDMI ×1 VGA ×1

ACアダプタ

入力 100V〜240V　出力 12V/3A

本体サイズ

約158mm×106mm×33mm

本体重量

約 574 g

消費電力

15W前後

梱包内容

PC本体、AC電源アダプター、無線WiFi用アンテナ×2、75mmおよび100mm規格VESAブラケット

保障

1年

産業用として高いスペックをもち合わせており
個人使用も可能でマルチにご利用いただけます！


興味を持たれた方はぜひ

BBESTSHOP「IN-2+」販売ページ
https://www.bbest.co.jp/SHOP/IN-2.html

および各種ECサイトでの購入をご検討ください。

2024年6月27日

SkynewのファンレスミニPC「K12」でCOMポートの規格を切り替える方法を解説します。



こんにちは。
ミニパソコン専門販売サイトSkynewを運営している株式会社真善美の社員です。

弊社のミニパソコンK12ですが、実はインターフェースにCOＭポートがないのをお気づきでしたでしょうか。

「これじゃあ、シリアル通信ができなくて不便じゃないか！」

そんな不便な思いをさせてしまっていたら申し訳ありません…。
ですが、実はK12はマザーボード上に２つのCOＭポートが装備されており
ちょっとの作業でご利用いただくことができるのです。
しかも、規格の切替ができるとなったら、ちょっと魅力的じゃないですか？

今回は、ファンレスミニパソコンK12でCOMポートを使用、規格を切り替える方法について解説していきます。

K12のCOMポートのデフォルト仕様について

まずはデフォルトの仕様について解説します。
K12のマザーボードの仕様は下の写真のようになっています。



❶はCOM１ポートになっており、❸６ピンのジャンパーを使用することで
RS232、RS422、RS485のいずれかに自由に切り替えることができます、
❷はCOM2ポートになっており、こちらはRS232規格で固定されており変更することはできません。



❸の6ピンのピンヘッダーにはジャンパスイッチ装置があります。
この装置を装着する位置を変えることでCOMポートの規格を変更できます。

RS232規格に変更する方法

COM1ポートをRS232規格に変更するには、
ジャンパーピンを6ピンの1番と2番に挿入します。

RS485規格に変更する方法

ジャンパーピンを６ピンの3番と4番に挿入すると、RS485規格がご使用いただけます。
この時注意していただきたいのが、これまでCOM1ポートとして機能していた箇所は使用できなくなり
赤い四角で示された位置にCOM１ポートが変更になります。
この時、COM１ポートの規格はRS485となります。

RS422規格に変更する方法

ジャンパーピンを６ピンの3番と4番に挿入すると、RS422規格がご使用いただけます。
この時注意していただきたいのが、これまでCOM1ポートとして機能していた箇所は使用できなくなり
赤い四角で示された位置にCOM１ポートが変更になります。
この時、COM１ポートの規格はRS422となります。

まとめ

以上が、ファンレスミニパソコンK12のCOMポート規格の切替方法になります！
シリアル通信をしたいけど、インターフェースにCOMポートがない、とお悩みの方や
COMポートの規格を切り替えて活用の幅を広げたい！とお考えの方の
お役に立てれば幸いです。

K12自体の仕様はこちら！

CPU

Intel Core i７-1255U

メモリ

SO-DIMM DDR4 16GB（増設不可、交換可、最大64GB）

ストレージ

Nvme M.2 2280 SSD 512GB(M.2 2280空きスロット、NVMe SSDまたSATA SSD）が1スロットあります。)

OS

Windows 11 pro

有線LAN

有線LAN Intel i226 2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tx２ポート

Wi-Fi

802.11ax Dual band 2 x 2 160MHz　Wifi 6E 対応 (Intel AX2１０NGW ）

Bluetooth

Bluetooth 5.3

映像出力

2×HDMI 2.0バージョン 4K 60HZ対応　1×DP 1.4バージョン4K 60HZ対応　1×USB Type-C

ACアダプタ

入力 100V〜240V　出力 19V/4.74A

本体サイズ

約170mm×120mm×52mm

本体重量

約 998 g

消費電力

最大 65W

梱包内容

パソコン本体、ＡＣアダプター、ネジ、日本語取扱説明書、VESAブラケット、リカバリー用USBメモリー、ヒートシンク4個

保障

1年（製品本体のみ・国内使用の場合のみ）

個人使用はもちろん、産業用としても十分なスペックをもちあわせており、
マルチにご使用いただけます！

気になった方はぜひ、「Skynew　ミニPC　K12」で検索してみてくださいね！